オンダリビア村のチャコリワイナリー、イルスタ
Kaixo!(カイショー!バスク語で「こんにちは」!)
チャコリ伝道師の髙橋です。
今日は、スペインとフランスの国境にほど近い海街、オンダリビア村にあるワイナリー、「イルスタ」を紹介したいと思います。
目次
オンダリビアってどんなところ?
川向いはもうフランス!という、フランスとスペインの国境にほど近い小さな港町の「オンダリビア」。
小さな街ですが、カラフルなかわいらしい建物が立ち並び、有名なバルもたくさんあります。
(私はこの町の「ダノンチャット」というバルが特に大好きです!)
また国境をつなぐ街として古くから要所の一つであったオンダリビアには、時には厳しい戦いの場にもなりました。
オンダリビアの小高い丘の上では、その名残を感じることができます。
ここは昔、城塞として使われていた建物です。
建物の壁には、昔の砲撃の跡が残っているのがはっきりとわかります。
(現在はスペインの国営ホテル「パラドール」になっており、宿泊することができます。)
オンダリビアのワイナリー、イルスタ
バスクの地ワインであるチャコリを生み出す地場ぶどうの「オンダラビ・スリ」の発祥の地とも言われており、バスクのチャコリの文化にとっても大切な街です。
ぶどうの名前、「オンダラビ」=オンダリビアの、という意味のバスク語で、「スリ」=白。つまり、「オンダリビアの白ぶどう」という意味なんです。
このオンダリビアにある唯一のチャコリワイナリーが、「イルスタ」です。
ワイナリーの名前、「HIRUZTA」はバスク語で、HIRU(イル)=3つの&UZTA(ウスタ)=収穫という意味です。
このワイナリーの設立に尽力した父と2人の息子、3人での収穫という意味が込められています。
伝統的なスタイルを残しつつも、今までのチャコリのワイナリーにはなかった新たな挑戦にも果敢に挑んでいるワイナリーです!
イルスタのチャコリ、飲んでみたい方は!
当店で紹介している、イルスタのチャコリのページはこちらです!
是非ご覧になってみてくださいね。
今日はここまで、ではではまた!Agur!